70代女性、この方はお友達の紹介で来院されました。
両脚に痺れがあり、安静にしていても燃えるような痛みがふくらはぎや外くるぶしに出ており、歩くと痛みがより激痛になる状態でした。
一年以上前に、病院で脊柱管狭窄症の診断が下りており手術を勧められたが手術はしたくないので、広島市内で有名な整体に一年間通ったが改善せず、むしろ症状が徐々に酷くなってきているとのことでした。
初めて来院されたは、うちの短い廊下を歩いてベッドに行くのも一苦労、2メートル歩いたら激痛でしばらく歩けなくなり、また2メートル歩いたら激痛で歩けなくなり、この症状は脊柱管狭窄症によく見られる間欠性跛行とよばれるもので、歩行の際に背骨の中を通る脊髄神経が圧迫されて出るものです。
ようやくベッドに横になっていただいても同じ体勢だと1分ほどで痛みが強くなり、1分おきに寝返りをうたないといけないようなひどい状態でした。
ベッドに安静にしてても痛みがでてしまうので、初めのころは施術もなかなか落ち着いてできない状態でしたが、週2回のペースで4回ほど施術した頃には施術時ベッドに横になっても痛みが強く出なくなってきました。
その後も徐々に回復していき、3ヶ月ほどでかなり楽になり趣味のボーリングも楽しめるようになり
そして、半年たった頃には痛みも痺れもゼロになり、以前のように痛みのない快適な日々を過ごせるようになりました。
整体や整骨院で脊柱管狭窄症は治療するのが難しい疾患とされていて、治療を断られることもしばしばあるようです。
また、整形外科でも症状が重い場合手術が基本で当院に来院される患者さんの多くが手術を勧められたと仰ります。
しかし、殆どの脊柱管狭窄症の症状は背骨をソフトに安全な手技で調整することで改善します。
あきらめずにご相談くださいお力になれます。